伝統工法でつくった3坪の小さな小屋
1999年、富山大学(当時高岡短大)赴任した際、東京や神奈川では見かけなくなった日本の民家に出会うが、それらが日に日に現代建築に建て替えられ、あるいは忘れ去られ朽ちていくのを見て、伝統工法で3坪の小さな小屋をつくってみたのが「ひみ草庵」です。
丸谷 芳正
長い年月で培われた工法に敬意を表したい
伝統工法は土台に固定せず載せるだけですので、地震時では免振となります。軸組み構造は、"ほぞ"と"ほぞ穴"で組まれ、貫が柱を貫きくさびで固定されます。ひみ草庵ではあと板を落としこむだけですが、実際はさらに土壁が塗られ地震動を吸収します。ひみ草庵の桁方向の壁をつくり強度試験を行った結果、変形したものの壊れずに残りました。
出来上がった3坪の空間は1畳半のたたきと4畳半の板間で、とても気持ちの良いものに出来上がりました。組立は4人で6時間程です。組み立て後、4人で竣工祝いに一杯いかがですか？
- 価格には消費税及び送料は含まれておりません。納期は原則6か月いただいております。
- 商品の仕様は変更することがございます。あらかじめご了承ください。
価 格
| ひみ草庵 | 1,640,000円 |
※組み立てキットでの価格となります。
※組立設置費、運送費は別途お見積りいたします。
※確認申請が不要な地域での販売となります。
仕 様
| 材 質 | ひみ里山杉 ほか |
| 構 法 | 伝統工法、石端建て |
| 建 具 | 雪見障子2組、無双扉1組 |
| サイズ | W2,730 × D3,640 (H2,730)mm、9.9平米 |
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